【最近見かけるノーカラーってなに？】今更聞けない、ノーカラーとレギュラーカラーの違いとは
ノーカラーと聞くと「色が無い」と思いがちです。
きっとこれを読んでいる人の中にもいるんじゃ無いでしょうか。
実は僕も最近までよく知りませんでした。
しかし服装研究所を名乗っている以上、知らないままにしておくなんて言語道断。
服装研究所の名がすたります。
というわけで今回は
【今更聞けないノーカラーとレギュラーカラーの違い】
を調べて見ました。
【そもそもカラーは色じゃない？】
カラーと聞くと真っ先に思い浮かぶのが英語のcolor「色」ですよね。
しかしノーカラーやレギュラーカラーで言うカラーは意味が違います。
今回使うカラーはこっちの
「collar」
襟という意味です。
ですので、ノーカラーとは「襟がない」という意味です。
対してレギュラーカラーというのはワイシャツなどで使用されている標準的な襟の形をさします。
ややこしいですね。
ノーカラーが「襟がない」ならレギュラーカラーは「襟がある」じゃないの？
と思いますよね。ごもっともです。
しかしながら、襟にはそれぞれかなり細かく名前がついているんです。
レギュラーカラーと言うのはその中の一つなんです。
襟の名称がそのまま服の名称になることもしばしばあります。
セーラー服がまさにそれに当たります。
セーラー服の襟の形をセーラーカラーと言って水兵さんが使う制服の襟の形をさします。
実はセーラー服って元は水兵さんの制服からきているんですよ。
最近はテレビなどでやってたりするので知っていた人も多いんじゃないかと思いますが。
一応ファッション豆知識として覚えてもらって損はないはずです。
【ノーカラーとレギュラーカラー】
では本題に入りましょう。
今回はシャツを使って説明します。
『レギュラーカラー』
出展STUDIOUS
まずはみなさんご存知、レギュラーカラー（スタンダードカラーとも言う）です。
こちらはオーソドックスな形で、見たことがない人はいないでしょう。
フォーマルでカチッとした印象を受けます。
先ほども出ましたが、レギュラーカラー＝襟があるというわけではありません。
写真のような襟の形をレギュラーカラーと言います。
『ノーカラー』
次はノーカラーです。
写真を見てもらうとわかりますが、襟がありません。
これがノーカラーです。
レギュラーカラーと比べると、カジュアルでラフな印象になります。
シャツというよりも、カットソーに近い雰囲気ですね。
それでは、予想以上に書くことが少なかったのでまとめに入ります。
【まとめ】
レギュラーカラーとノーカラーの違いは『襟があるかないか』でした。
記事の序盤で解決してしまいましたね。
僕的にはレギュラーカラーが好きなのですが、やはりカッチリした印象が強くなってしまうので、カジュアルめに着たい時はノーカラーを重宝しそうですね。
さて序盤で結果がわかっていたにも関わらず、ここまで読んでくれたあなたには耳寄りな情報を補足させていただきます。
ノーカラーと調べると下の写真のような襟の服がたくさん出てきます。
出展.st
実はこれバンドカラーと言ってノーカラーと似ていますが、厳密には別物なんです。
襟をぐるっと１周、バンド（帯）状の襟がついているものをバンドカラーと言います。
別物なんですが、バンドカラーシャツを着ている人が
「このノーカラーシャツお気に入りなんだ〜」
と言っていたとしても
「いや、それバンドカラーじゃん。ノーカラーって言うのは襟がない服のことをいうんだよ。バンド状の襟がついてるものはバンドカラー。似てるけど違うんだよ」
なんて言ってはいけません。
うざいやつ認定間違い無しです。
実を言うと、服の通販サイトではノーカラーとバンドカラーは、ほぼ区分されていません。
試しにZOZOTOWNで「ノーカラーシャツ」と調べて見てください。
バンドカラーシャツと書かれた商品がわんさか出てきます。
実際そんなもんなんです。
なのでノーカラー、バンドカラーに関しては知識を披露したい気持ちをグッと堪え、似合ってるねで済ませておきましょう。
じゃあ書くなって話ですね。
以上服装研究所でした。
コメントやリクエスト等もお待ちしてます〜
